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雲南省の白恩培書記と会談する丹羽大使 |
中国共産党雲南省委員会の白恩培書記(雲南省人民代表大会常務委員会主任)は15日、日本の丹羽宇一郎駐中国大使らと昆明市で会談した。雲南日報が伝えた。
白書記は党委員会と省政府を代表して丹羽大使らの雲南省訪問を歓迎し、省の経済・社会発展情況などを簡潔に説明。「雲南省と日本には長い友好交流の歴史がある。近年双方は経済・貿易、科学技術、文化・教育、環境保護・医療衛生、観光分野の交流や協力を日増しに深めており、活発な交流、協力内容の拡充という良好な局面を呈している。特に貧困者支援、医療衛生、環境保護などで日本側から支援を受け、協力は大きな成果を上げている。雲南省と日本の協力には大きな将来性がある。今後も双方がハイレベル交流を強化し、人的往来を拡大し、投資分野を開拓し、経済・貿易協力を緊密化し、協力水準をたゆまず引き上げていくことを希望する」と述べた。
丹羽大使は「近年来、雲南省は経済が急成長し、人々の生活も改善され続けている。雲南省が今後の発展でさらに大きく、さらに良い成果を上げることを祈っている。中日両国は離れられない隣人だ。雲南省と日本は比較的良い協力関係にある。双方が今後の協力の中でたゆまず文化交流を強化し、貧困者支援を推し進め、民間の連携を強化し、友好協力関係の健全で穏やかな発展を促すことを希望する。来年は中日が国交を回復して40周年にあたる。双方の友好交流・協力関係を一層強化するため、日本側は一連の記念活動の準備に積極的に取り組んでいる。その時には雲南省でアニメ・漫画産業、文化・スポーツ分野のイベントを催したい」と述べた。
「人民網日本語版」2011年2月16日
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