資料写真:張小白さん
日本の外務省が漫画を広めることに貢献した外国人漫画家の作品を表彰する「第4回国際漫画賞」の授賞式が2月23日に開催され、中国人の女性漫画家、張小白さんの「si loin et si proche」(中国語:向右向左)が、世界39カ国189作品の中から選ばれ、最優秀賞に輝いた。
日本の国際漫画賞はいわば「漫画のノーベル賞」である。「si loin et si proche」は北京の大学の寮に住む少女の物語である。ある日、少女の息子が突然時を越え、彼女の前に現われ、そこから不思議ストーリーが展開していく。このファンタジーは友情、愛情、未来など様々なことをテーマに扱っており、いまどきの若者の気持ちや価値観を上手に表現している。
日本国際漫画賞(International MANGA Award)は日本外務省が創設し、日本以外の国で発売された漫画であれば参加資格がある。2007年から始まり、今年2011年が4回目だ。第1回目と2回目は共に中国香港の漫画家が最優秀賞を受賞しており、今回で中国人漫画家は3回目の受賞となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月28日
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