日本外務省領事局外国人課の岡田健一課長は3日、中国人向け個人観光査証(ビザ)の発給要件を今夏さらに緩和する方針を明らかにした。「北京青年報」が伝えた。
日本政府は 2009年7月、中国人向け個人観光ビザの発給をスタートさせた。2010年7月、ビザ発給要件が、これまでの年収25万元以上から、年収6万元以上または主要国際クレジットカードのゴールドカード所有者に緩和された。岡田課長によると、中国人の個人観光ビザ発給状況や各方面からのフィードバックなどを考慮に入れ、社会的地位や経済能力について、現行条件をさらに緩和する方針という。
日本は、「観光立国」を目指している。2010年の訪日外国人観光客は861万人、うち中国人は144万人に達した。日本は今年、より多くの中国人観光客が日本に来るよう期待している。
「人民網日本語版」より 2011年3月4日
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