中華児慈会(中華少年児童慈善救助基金会)は3月15日、日本の東日本大震災被災地に100万元相当の食品援助を行うことを決めた。同時に街頭募金活動を組織し、日本の被災地のために募金活動を行った。
中華児慈会の援助対象は被災地で苦境に陥っている子どもたち。2010年青海省玉樹チベット族自治州玉樹県地震発生後、同会は全力で取り組み100名の震災孤児を救助した。日本のNHKはこれを知って撮影チームを玉樹孤児保養キャンプに送り報道した。この番組が日本で放送されると、大きな反響を呼んだ。日本の愛福株式会社という企業はこのニュースを知って、北京の保養キャンプに玉樹孤児を見舞った。同会によれば、中国が自然災害に見舞われた時に日本の人々は多くの援助を提供してくれ、中国の人々はとても感謝しているという。そして今は、中国の人々が手を差し伸べ、被災した日本の人々、特にこどもたちを助けるべきであると同会では考えている。
広く中国の人々に、人類はお互いに助け合うべきという理念を伝えようと、3月19日、同会は民間公益慈善団体・愛心家園のボランティアと連携して北京のピナクル・プラザ(順義栄祥広場)で日本の被災地の子どもたちのために募金活動を行った。
この日、中華児慈会のスタッフと体愛心家園のボランティアは、ピナクル・プラザの通行人に募金について広く説明した。募金活動は道行く人々の理解を得、多くの人々が日本の被災地の人々に同情を示し、次々と募金に応じ暖かい心を表した。この日集まった募金は人民元で5600元余り、ほかに1000ルピーと100台湾元の募金もあった。
このほか、中華児慈会のホームページの募金ページを通じても、日本の被災地のための気持ちが続々と届けられている。(写真提供=中華少年児童慈善救助基金会)
人民中国インターネット版 2011年3月31日
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