文・写真=馬島由佳子
今年で23回目を迎えた「北京玉淵潭桜祭り」が3月24日、開幕した。
20万平方メートル余りの面積を持つ玉淵潭公園内には20品種の桜が2000株近くあり、8カ所の観賞エリアでさまざまな桜の景色を楽しめる。
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休日にはさらに多くの家族連れでにぎわう |
ノモモの花は満開 |
3月31日は、北京の最高気温が22度まで上昇し、平日にもかかわらず花の観賞とともに祭りを楽しむ家族連れでにぎわった。しかし、桜の本格的な開花にはまだ早く、ソメイヨシノのつぼみはふくらみ始めたばかり。早咲きの桜は4月初旬、遅咲きの桜は4月中旬からが見ごろとの予想が出ている。
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ソメイヨシノはつぼみがふくらみ始めたところ |
桜の看板前は記念撮影で行列に |
見どころの一つに、公園西門近くの「友誼桜林」があり、2001年から横浜市と愛知県の日中友好団体がソメイヨシノの苗を植樹してきた。桜の木の下では多くの入場客が開花を待ちどおしそうに足を止めていた。桜祭りは4月28日まで開催の予定。
人民中国インターネット版 2011年3月31日
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