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中国世界健康研究開発センターが設立

 

世界的な公共健康問題の深刻化に対応すべく、中華国際科学交流基金会と全球(世界)肺結核連盟がこのほど、「中国世界健康研究開発センター」を共同で設立した。センターの研究目標は肺結核治療期間を2カ月に、最終的には10日に短縮し、肺結核治療を一般疾病と同じくらい容易にすることにある。「人民日報」が伝えた。

「中国世界健康研究開発センター」は公募資本によるNGO。中華国際科学交流基金会の所属機構となり、独立運営される。業務の重点は肺結核、エイズ、マラリア、寄生虫病など世界の公共健康に脅威を与える重大疾病の治療に取り組み、治療期間の短縮や、薬品・ワクチンおよび診断の面でよりスピーディーかつ効果的な製品の開発を行うこと。それにより、さらに多くの患者がより容易かつ安価に治療が受けられるよう目指す。

 

「人民網日本語版」2011年4月6日

 

 

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