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太平洋アジア観光協会(PATA)60周年記念式典 北京で盛大に開催

文=王恵麗 写真=PATA提供

太平洋アジア観光協会60周年祝賀式典および総会開幕式 祝辞を述べる王岐山・中華人民共和国国務院副総理

2011年4月11日、「ともに作り上げる観光:過去、現在、未来」をテーマとする太平洋アジア観光協会(PATA)60周年祝賀式典が北京で盛大に開催された。王岐山・中央政治局委員、国務院副総理、ヘレン・コーライPATA理事会主席、ビル・コールドウッドPATA首席執行官、郭金龍・北京市人民政府市長、邵淇偉・中国国家観光局局長などが出席し、開幕式においてそれぞれ祝辞を述べた。

王岐山副総理は、祝辞のなかで「中国は歴史が長く、土地は広く、五千年の中華文明は天与の観光資源となっている。今日、観光業の巨大な潜在力は、次第に放たれ、急速な発展をみせる黄金期に入った」と述べた。また、「観光は平和と友情の使者であり、中国の観光業の持続的かつ急速な発展は、中国人民のみならずアジア太平洋地域、および全世界に対し必ずや新たな発展のチャンスをもたらす」と述べた。

祝辞を述べるビル・コールドウッド太平洋アジア観光協会首席執行官

祝辞を述べる邵淇偉・中国国家観光局長

ビル・コールドウッド氏は、祝辞のなかで「中国は一貫してアジア太平洋地域の観光業の発展における主要な推進力であり、今日の中国は、すでに世界の観光業のトップランナーになっている。けれど、私たちは、自然災害、経済の衰退などの要因が観光業の発展に影響を与えることに留意し、予測ができないとはいえ、綿密な計画を備えるべきだ」と述べた。

邵淇偉局長は、「観光大国として中国は、国際金融危機、自然界および非自然界からもたらされるあらゆる挑戦に対し、世界の観光業界と手を結び、対峙していきたい。現在の発展の背景のもと、観光産業の深いレベルでの協力を強化することは、経済発展モデル転換の必要に沿うだけでなく、グローバル観光産業の発展趨勢に適応する」と述べた。

名誉終身会員賞を授与された邵淇偉局長 名誉終身会員賞を授与された郭金龍市長 

開幕式の締めくくりは、受賞式典であり、邵淇偉局長と郭金龍市長が、それぞれPATA名誉終身会員賞を授与された。

 

人民中国インターネット版 2011年4月11日

 

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