中国、日本、韓国の第8回経済貿易相会合が24日、東京で開かれた。中国の陳徳銘商務部部長、日本の海江田万里経済産業相、韓国のキム・ジョンフン通商交渉本部長が、日本の大震災への対応や3カ国投資協定、協力関係の強化などについて意見交換した。

中国と韓国は、日本の大震災の犠牲者に深く哀悼の意を表した上で、災害救援や被災地復旧で引き続き必要な援助を行う意向を示した。また、3カ国は、今回の地震が世界のサプライチェーンに及ぼした影響に注目するとしたほか、自由貿易を主張し、保護貿易主義に反対するという立場を改めて表明した。さらに、災害救援や復興における協力を強化することで合意した。

中国商務部の陳徳銘部長は「日本、韓国との経済貿易協力を深め、3カ国による協力を新たな段階へ進めていきたい」と述べた。

「中国国際放送局日本語部」より　2011年4月25日