文・写真=孫雅甜
寧夏には悠久の輝かしい歴史と文化があり、長城文化、黄河文化、遊牧文化、辺塞(都から遠く離れた国境の地の意)文化、回族文化、西夏文化など多くの文化が並存している。それぞれの文化の優れたところを詳しく知りたいのであれば、銀川市内にある寧夏博物館を訪れるといい。ここでは、黄河がはぐくんだ「塞上の真珠」のさまざまな趣が味わえるはずだ。
賀蘭山岩画の展示
賀蘭山は古代には匈奴、鮮卑、突厥、回鶻(ウイグル)、吐蕃、党項(タングート)などの北方少数民族が遊牧や狩を行い、生活した場所だ。これら古代の岩画は、3000年から1万年前というはるかな昔に人類が放牧、狩猟、祭祀、戦いなど生活の情景を記録したもので、生き生きとして真に迫る筆致で羊、牛、馬、虎、豹など多くの動物が描かれている。
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賀蘭山岩画と拓片『舞者』 |
賀蘭山岩画拓片 |
寧夏の歴史資料の展示
主に展示されているのは、古代から明清代の寧夏に伝わってきた資料で、当時の社会発展状況を直接反映している。
西夏の歴史資料の展示
西夏に関する出土品などの資料と歴史文献資料を結びつけ、西夏、タングート族の歴史、文化、芸術、建築、政治制度を反映させている。銀川市はかつて西夏王朝の都があった場所で、賀蘭山東側の山すそは西夏の王や王妃、貴族の陵墓エリアになっている。
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館の至宝・鎏金銅牛 |
鎏金銅牛とともに出土したもう1つの館の至宝・石馬(中央) |
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水洞溝牛頭化石 |
国宝級の出土品・鎏金銀壷(複製品) |
寧夏の回族民俗の展示
回族が早くから形作った歴史、宗教、建築、手工芸品、衣服、飲食、娯楽生活、冠婚葬祭などに関する展示で、回族の生活習俗を反映している。
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ポケット版のコーラン |
回族の娘が使う楽器。左上から鳳凰琴、哇鳴、口弦など。 |
人民中国インターネット版 2011年4月25日
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