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宋代の沈没船「南海1号」 第2次発掘調査が終了

 

広東の海上シルクロード博物館「水晶宮」に収められている「南海1号」の発掘場所(4月25日撮影)

広東省文物考古研究所は4月25日、約800年間沈没していた宋代の「南海1号」の第2次発掘調査の状況を発表した。「南海1号」は2007年12月に引き上げられた後、海上シルクロード博物館に保存されている。今回の調査では船首が沈没した潜函の中にあったことが確認され、「南海1号」の発掘に基礎を築いた。

「南海1号」から採取した泥のサンプルを見せる考古学者。泥のサンプルを分析し、全面的な発掘作業の参考にする

発見された隔壁板と舷側板から、「南海1号」の船首の位置がほぼ確定した

「南海1号」の全面的な発掘計画はまだなく、各データの分析と研究を行った後で計画を策定する必要がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」より  2011年4月26日

 

 

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