長江文芸出版社によると、中国の若手作家郭敬明の代表的な作品「悲伤逆流成河」（邦題　悲しみは逆流して河になる）の日本語版が2日、日本で出版された。この作品は日本の有名な出版社である講談社から発売された。　日本語版の表紙で郭敬明は「中国の最も若く、最も才能ある作家」と紹介されている。日本の講談社が郭敬明の作品を紹介する目的は、日本人に隣国である中国の発展ぶりや変化を知らしめ、若者が主導するこれからの時代の中日両国の協力関係を積極的に進める影響を与えるためである。　

作品が日本の出版社から発売されたことについて、郭敬明はミニブログで「謙虚」だ。「この本が製作された時、東日本大震災のため、紙のコストや人手も暴騰し、交通輸送もかなり大変な状態に直面していた。だから、「悲伤逆流成河」の日本語版が順調に出版されたことは、特に講談社に感謝している。新人としてとても落ち着かない気持ちだ。」と発表した。　

郭敬明は2010年10月、日本の有名な雑誌「AERA」の表紙を飾ったことがある。この雑誌に登場した数少ない中国人の1人である。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2011年6月2日