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成都-東京を結ぶ初の直行便が就航

 

中国国際航空公司のCA423便が16日12時10分、成都双流国際空港から東京成田空港へと飛びたった。同路線は中国の西部地域と日本の首都とを結ぶ、初の直行便となる。中国新聞網が伝えた。

中国国際航空西南分公司の責任者によると、直行便は成都の人々に人気を集めており、16日の2便のチケットは全て売り切れ、搭乗率は100%だった。

「成都から東京の直行便ができて本当に良かった!」と語るのは、79歳の張中学さん。仕事の都合で年3回は日本を訪れるという張さんだが、直行便が開通する以前、東京に行くためにはまず北京を経由しなければならなかった。「経由の場合、毎回北京で飛行機を降りて、待って、それからまた飛行機を乗り継ぐので、手続きが複雑で時間がかかる上、私のような高齢者にはとても大変でした」。

今回就航するのは中国国際航空の「CA423/4」便で、6月16-30日は週に2便(木曜と日曜)、7月1日以降は週に3便(火曜、木曜、日曜)が運航する予定。同分公司が運営し、機体にはエアバス社の「A319」を使用。午後0時10分に成都双流国際空港を出発した便は、午後5時40分に日本の成田国際空港に到着し、午後7時に成田を出発した便は、午後11時20分に成都に到着する(いずれも現地時間)。所要時間は片道約5時間だ。

就航してからしばらくの間うち出される団体旅行のキャンペーン価格は、通常価格の約半額になる予定だ。7-8月の夏休み時期には航空券価格は上昇するとみられるが、それでも2千元前後の低価格を維持するという。

 

「人民網日本語版」 2011年6月17日

 

 

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