直行便就航に駆けつけたイメージキャラクター、人気アニメ「カンフーパンダ2」の主人公、パンダのポーとその日本語版吹き替えを担当した山口達也さん
19日午後5時35分、「カンフーパンダ2」の主人公、パンダのポーがラッピングされた全日空(ANA)ジェット機が、日本の成田空港と中国の成都の直行便で就航することになった。日本と中国の内陸部を結ぶ初めての直行便が開通した。
全日空が成都を中国内陸部路線の目的地として選んだのは、成都とその周辺の巨大市場を重要視したからである。全日空の内薗幸一取締役は、成都のある「成都重慶経済区」は中国政府が重点開発地区に認定する周辺人口1億人を超える、経済成長の勢いがある地域であり、観光資源も豊富でパンダや四川料理など日本人になじみがあり、好まれているものが多い。直行便就航で中国内陸部と日本の人的交流を大きく促進できるものと思うと述べた。
日本の国土交通省成田空港事務所の片岡久志空港長は成田—成都の直行便就航で両国の観光市場が一層盛り上がり、日本に多くの中国人観光客を迎えられることを望んでいると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月20日
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