現在位置: ニュース>中日交流
日本大震災後 中国青年代表団第1陣315人が訪日

 

今回交流団の総団長を務める倪健氏(6月28日夜撮影)

21世紀東アジア青少年大交流の計画(JENESYS)の一環である東日本大震災後、平成23年度中国青年代表団第1陣315人が訪日、6月29日から7月6日にかけて日本で交流する。

在中国日本大使館が主催する「21世紀東アジア青少年大交流の計画-中国青年代表団壮行会」は6月28日夜、北京の亮馬橋ビルで開かれ、堀之内秀久公使、山田重夫公使、日本大使館広報文化センターの臼井将人参事官など関係者が今回の壮行会に出席した。

中華全国青年連合会常務委員を務める中国国際交流協会副秘書長の倪健氏は、今回の訪日交流団の総団長を担当、壮行会であいさつした。倪健団長は、まず日本政府の招聘に対する感謝の意を表し、一衣帯水の隣国の日本と世世代代友好関係を保つもうひとつの重要な方式は伝えることと行動だと語った。今回の訪日交流は、両国友好関係の発展を図るひとつの道だ。3月11日に日本で大震災が発生した後、中国人は日本人に同情を寄せると同時に、実際に行動し、被災地の人たちに援助と関心を寄せてきた。また、代表団を代表し、日本の被災地が1日も早く再建し、被災地の人たちが正常な生活に戻ることを願っていると述べた。

壮行会であいさつする堀之内秀久公使(6月28日夜撮影)

堀之内公使は壮行会の後、チャイナネットの取材に応じた。堀之内公使は、3・11日本大震災の後、中国政府が交流団を派遣して訪日することについて非常にうれしく思う、現在、まだ日本で観光、生活することを怖いと思う外国人は多い。実際、日本は全く問題ない。中国の青年交流団は今回の訪日を通し、自分の目で日本はいったいどのような状況にあるのか体験し、帰国後、友達に伝えてくれることを願っている。また、日本の食品問題や団員の健康についての質問に、堀之内公使は日本の食品問題はなく、団員は安心して大丈夫だと伝えた。山田重夫公使は「日本国内は放射能漏れ事故が発生しているが、原発近隣以外の地域では放射線は測定されておらず、きわめて安全だ」と応えた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月29日

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850