湖北省海聯誼会は20日、横浜中華街関帝廟建立150周年を祝賀し、中国の関公文化交流団が今月23日に横浜中華街広東会館で関公文化写真・書画展を開催すると明らかにした。中国新聞社が報じた。
横浜中華街関羽廟は、海外と深いゆかりのある関帝廟だ。今回の展覧会は、日本横浜華僑総会と横浜中華街関帝廟理事会の招待で開催する運びとなった。
「世界関帝文化写真展」の出展者は、関公文化研究家・カメラマンとして有名な朱正明氏。同氏の撮影の旅は28年間に及び、行程32万キロメートルあまり、4つの大陸に足跡を残し、世界関帝文化に関する文化価値の高い1 万枚以上の写真を撮影した。
「関公書画展」の出展者は、全国政協委員および中央文学歴史資料館画院研究員を務める国家一級美術師の汪国新氏。汪氏の作品の多くは、武聖関公を描いたもので、欧米、アジア各国や香港・マカオ・台湾地区で30回以上も絵画展を開催し、海外在住中国人の間で高い人気を博している。
朱正明氏は、中華民族は千年以上の年月をかけて、「文では孔子を拝み、武では関公を拝む」という伝統的文化パターンを培ってきたと指摘する。「異郷にいる中華民族の子孫が、欧米、オーストラリア、アフリカ、東南アジアなど世界各地に、関公をしのぶ精神を広めた。その中には奥行きの深い中華民族の情緒が凝縮されている」
「人民網日本語版」2011年7月21日
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