第26回夏季ユニバーシアード競技大会は最終段階に入りました。中国代表チームは22日にはユニバーシアードでの金メダル獲得数記録の歴史をも塗り替えました。中国代表チームの金メダル獲得数は、現在75個となり1位に立っています。

それによりますと、21日に中国チームのユニバーシアード競技大会での最優秀成績を更新したばかりで、22日には75個の金メダルとなり、38年間のユニバーシアード金メダル獲得数での最高記録を更新しました。これまでの記録では1973年に旧ソ連チームが獲得した69個の金が最高となっています。今回の成果について、中国代表チームの薛彦青副団長は、「学校での体育のレベルが幅広く高められたことと、地元で開催されたという強みという2つの理由がある」と述べました。王剛副団長は、「さらにもうひとつの理由としては、試合に参加した相手の選手の実力に限度があったことだ。これはユニバーシアードのスポーツ選手の流動性が高いためである」と述べました。今回のユニバーシアード競技大会は今夜閉幕となります。

中国国際放送局日本部より　2011年8月24日