李克強副総理は6日北京で、張富士夫団長と米倉弘昌最高顧問の率いる2011年度日中経済協会訪中団と会見した。

席上、李副総理は「中国と日本は高い見地から大局に着眼し、対話と相互信頼を強化すると共に、交流と協力を深め、両国の戦略的互恵関係の健全かつ安定した発展を推し進めていくべきだ。その中で、日本経済界の方々が引き続き積極的な役割を果たしていくことを希望する」と述べた。

李克強副総理はまた「中日両国の経済は互いに補い合っている。両国は世界の産業構造の調整をきっかけに、自らの強みを生かし、エネルギーや環境保護、循環経済、ハイテクノロジー、それに災害後の再建など分野における協力を強め、経済協力と貿易を安定して伸ばし、またその転換とグレードアップを促してほしい」と強調した。

これに対して、張富士夫団長と米倉弘昌最高顧問は、両国関係の発展と両国の経済協力や貿易を強化するため引き続き努力していく考えを示した。（写真・新華網）

中国国際放送局日本語部　2011年9月7日