2011年10月10日に重慶で開幕予定の第12回アジア芸術祭＆第3回中国重慶文化芸術祭の特別企画として、アジア少年児童絵画招待展が9月27日より1カ月間「中国児童絵画の故郷」中国重慶市合川文化芸術センターにおいて開催されている。

本展はアジアの児童少年たちからの応募作1315点の中から、優れた絵画作品を選抜し展示するもの。アジアの子どもたちの楽しい生活、それぞれの国と地域の美しい自然、風土、故郷、さまざまな文化を紹介することがテーマで、日本からも６人が金賞、銀賞、銅賞を受賞、12人が入選した。

金賞を獲得した群馬県高崎市の桑原啓瑛くん（10歳）の作品「永遠の鯉のぼり」。日本で5月5日に揚げられる鯉のぼりをテーマに、東日本大震災で失われた子どもたちの命が、人々の心の中に永遠に生きていることを信じて描いた作品。

今回の展覧会は中華人民共和国文化部外聯局、中共重慶市委宣伝部、重慶市外事僑務部、重慶市文化放送テレビ局、中共重慶市合川区委、重慶市合川区人民政府、中国美術家協会児童芸術委員会の主催。

銀賞を獲得した京都市の井上幸風くん（12歳）の作品「本を読んでいる自分」	銅賞を獲得した京都市の井上真綱くん（9歳）の作品「庭にきたメジロ」