中国の戴秉国国務委員は9日、北京の釣魚台国賓館で日本の福島市中学生代表団と会見した。
戴秉国氏は次のように強調した。「3・11」大規模地震で福島など東北地方は未曾有の巨大な災害に見舞われ、中国人民は日本人の痛みを自らのこととして受け止め、日本を積極的に支援した。同時にわれわれは3年前の中国四川汶川地震に対する日本政府と人民の貴重な支援を忘れない。
また戴秉国氏は次のように述べた。中日両国は互いに重要な隣国で、平和、友好、協力の道を歩み、両国人民は同舟相救い、子々孫々友好を続け、良き隣人、良きパートナーとならなければならない。日本の中学生が今回の訪問を通じ、中国に対する理解を深め、中国人民の日本人民に対する友好的気持ちを持ち帰り、中日友好の使者、架け橋になることを希望する。
代表団団長の瀬戸孝則福島市長は、日本の震災に対する中国の大きな支援に心から感謝し、日本の若い世代が日中友好協力に積極的に力を尽くすことを期待すると表明した。
「新華網日本語」より 2011年10月10日
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