「中日青年交流」第1回5大学合同フォーラムが今月14、15日の2日間、復旦大学で開催され、北京大、清華大、復旦大、上海交通大、浙江大の名門5大学の代表が出席、中日青年交流センタープロジェクト構築について討論した。「新民晩報」のウェブサイト「新民網」が伝えた。
フォーラムでは、各校のプロジェクト建設案および管理案について深い議論が交わされ、いくつかの点で合意に達した。各代表は、日本人留学生の受入れ状況のほか、建築計画、宿舎計画などを発表した。
復旦大学中日青年交流センターは「寄宿センター」と「活動センター」で構成され、中国人学生と日本人学生の共同生活を計画中。日本人学生は中国政府奨学生もしくは大学間交流寄宿費用免除学生を中心に、空き部屋がある場合は希望する自費留学生を選抜する。中国人学生については希望する学生について、日本語学部、国際関係学院を中心に全校から選抜する。
上海交通大学の計画は、「徐匯留学生公寓(アパート)」「閔行留学生宿舍」を改装、日本人学生は学位取得、中国語学習、交流交換の各留学生、および科学研究協力を行う若年学者が入居する。そして中日文化、とりわけ日本文化に興味を有する優秀な中国人学生・若年学者、さらに中日友好・文化交流サービスを志す外語学院日本語学部の中国人学生と留学生にも開放する。
「中日青年交流センター」プロジェクトは、香港の商社・永新企業有限公司の副董事長(副会長)を務める著名実業家、曹其ヨウ氏が、中日青年交流と相互理解のために寄贈した2千万元(約2億4千万円)により誕生した。
「人民網日本語版」より 2011年10月18日
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