文・写真＝東京支局

10月18日、2011年世界100海外中国図書販売店中国図書合同展示会日本オープンセレモニーが東京の中国文化センターで挙行された。同セレモニーは、中国国際図書貿易グループの主催、日本中国図書懇話会、人民中国雑誌社の共催で開催され、中国新聞出版総署、駐日本中国大使館、日中文化交流協会など各界の代表が参加した。

活動の状況について説明する孟祥傑・中国国際図書貿易グループ総経理	挨拶する宋明昌・新聞出版総署高級顧問

セレモニーの席上、孟祥傑・中国国際図書貿易グループ総経理は、世界100海外中国図書販売店中国図書合同展示会について紹介し、また、すぐれた書籍を発行し、読者の好評を得るには、絶え間ない文化交流活動と内外人士の共同の努力が欠かせない、と述べた。

挨拶する石軍・東京中国文化センター長	挨拶する山田真史・東方書店社長

宋明昌・新聞出版総署高級顧問は挨拶のなかで、中国は毎年、日本から大量の書籍、新聞雑誌を輸入し、日本の各種の書籍も大量に翻訳出版している。また日本は一貫して、中国の書籍の海外発行の重要なマーケットである。本活動を通し、東方書店など日本の中国図書販売店と中国国際図書貿易グループおよび中国出版界との友好的合作をさらに強化し、中国図書販売店の市場競争力を高め、中国出版界との安定的なパートナーシップを築きたい、と語った。

参加者代表による除幕

山田真史・東方書店社長は、日本の書籍マーケットの状況に照らし、同活動を通して中国の書籍の日本における販売と影響力を高めたい、と意見を述べた。

参加者代表が集った「中国図書販売店社長座談会」

東方書店を訪れた宋明昌氏、孟祥傑氏などの一行

セレモニーの終了後は、参加者代表により「中国図書販売店社長座談会」が開催され、中日双方の出版、流通界の代表が、いかに中国の出版物のレベルを高め、デジタル出版事業を発展させるか、また中日文化交流のチャンネルを広げるかなどについて意見を交換した。　

人民中国インターネット版　2011年10月20日