湖南省と徳島県は24日夜、友好省県関係を正式に締結した。湖南省の徐守盛省長、徳島県の飯泉嘉門知事が関連協議に署名した。ウェブサイト「中新網」が伝えた。
湖南省と徳島県の交流は2007年に始まった。昨年9月、双方は友好関係樹立意向書を交わし、友好関係はその後急速に発展、文化・観光・医療など幅広い分野で交流と協力を展開し、多くの実質的進展を遂げた。
今回の署名に先立ち、徐省長は飯泉知事率いる徳島県知事湖南省訪問代表団一行と会見した。徐省長は「過去5年、湖南省の経済・社会は急成長を遂げ、経済構造の調整、インフラ建設、国民生活の改善などでブレークスルーを果たした」と成果を紹介する一方、「中国中部の省として依然多くの壁に直面しており、日本の都道府県との格差は非常に大きく、現代化の道のりは始まったばかりだ」と率直に述べた。
徐省長は「徳島県を含む日本各地と全面的な交流協力、とりわけ経済、文化、環境、観光などで広範な協力の展開を望んでおり、中日双方の相互補完、ウィンウィンを実現したい」と寄せた。
飯泉知事は湖南省の発展が突出した成果を達成していると高く評価、「経済が今まさに飛躍しようとしている中国の省・自治区・直轄市のひとつとして、湖南省の前途は非常に有望だ」と期待感を示し、友好関係樹立を契機に、双方の交流と意思疎通をひきつづき深め、信頼と友情を強化したい、と語った。
「人民網日本語版」より 2011年10月25日
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