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東京で北京の路地うらへ迷いこむ

文・写真=光部愛

現在、東京中国文化センターで「北京の路地うら―中日画家眼中的北京」と題した絵画展が開催されている。北京在住の画家姜開選氏と、北京の美術大学に留学して以来、中国を描き続けている三好道氏が出展しそれぞれの視点から描いた作品を展示している。

姜開選氏(右)と三好道氏

「日本はとても美しいですね」と話す姜氏は今回が初来日。展覧会では、胡同の四季の移り変わりを春から順に展示。生活用具や門前の装飾を緻密に描きながら、それぞれの季節の趣と暮らしの息遣いを伝える。三好氏は、日本人画家の視点で切り取った現代北京の街と人を独自の温かいタッチで描き、見るものの心を和ませる。両氏は「この展覧会を通じてより多くの日本人に中国に親しんでもらいたい」と想いを語る。合わせて約60点の作品を眺めているうちに時代も時空も超えて北京の路地うらへ迷い込んだ気分になる。入場は無料。会期は11月30日まで。

 

人民中国インターネット版 2011年11月16日

 

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