11月5日から7日まで、第7回禹州・中国鈞磁文化祭が河南省禹州市で盛大に開催された。鈞磁官窯遺跡博物館の開館式、大宋官窯の窯開き式、神垕鎮古代鈞磁の窯開きの様子の再現のほかに、鈞磁発展フォーラム、企業誘致商談会、鈞磁オークションなど、さまざまな文化イベントが行われた。中でも、1億元以上を投資し3年がかりで建設、さらに数年間を費やして展示準備をしたという、中国唯一の「鈞磁官窯遺跡博物館」が注目を集めた。これは、系統的に中国陶磁器の発展史を紹介し、鈞磁の伝承と発展を語り、いくつかの時代の鈞磁珍品を収蔵する博物館だ。
鈞磁は唐代に始まり、宋代に大きく発展したもので、主に禹州で製造されてきた。「一色で窯に入るが、万彩の姿で出る」という不思議な窯変で天下に名をはせ、何度も外国の要人などに贈る国礼品とされた。2004年から、禹州市はすでに鈞磁文化祭を6回開催している。
人民中国インターネット版 2011年11月9日
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