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加藤嘉一氏が武漢大で講演「中国人は忙しい」

 

1984年に生まれた彼は、北京大学国際関係学院を卒業後、論評・コラムをこなし、日中英3カ国語に精通、同時通訳までこなす。中日関係の民間ウォッチャー・加藤嘉一氏だ。19日夜、武漢大で行われた加藤氏の講演会に2千人以上が詰め掛けた。「長江日報」が伝えた。

日本人はどのように中国をみているのか?加藤氏は「日本人の崇拝する中国文化は実は古代文化だけ。中国の現在の文化については、多くの人は模様眺めの状態」と語った。加藤氏は、ベストセラー小説でドラマの「蝸居」、ドラマ「裸婚時代」を見れば、中国人は「住宅」「仕事」「伴侶」の3つをあくせくして捜し求めていることが分かる、と指摘した。

中国はなぜノーベル賞受賞者を育成・輩出しないのか?この問題も往々に中国人を悩ませる。加藤氏は、中国の現在の教育体制が輩出する学生には「まじめ」「実用主義」「功利主義」の三つの特徴があると述べ、「人才は貯めておく存在ではなく、発揮するための存在」と語った。

 

「人民網日本語版」 2011年11月23日

 

 

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