日本の九州は、アジアへの門として以前から中国語学習が盛んな地区であり、中国政府主催のBCT(ビジネス中国語テスト)は、北九州市立大学、九州産業大学、中村学園大学、久留米大学などの大学、大学院において、大きな反響を得ている。今年は長崎外国語大学もその列に入り、これにより九州全体のBCTおよびYCTの参加者は、毎年上昇し、初期の数百名から現在の千名以上になっている。
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北九州市立大学、九州産業大学の学生たちのキャンプ期間の記念写真 |
参加者のニーズに応じ、今年は「BCT基礎テスト」と「YCT青少年中国語テスト」が行われている。BCTの日本側事務局である東電超遠景公司は数年前に「五星賞」中国語教育推進会の石川泰成副会長と葉言材幹事長と手を組み、BCT、YCTテストの九州地区の各大学、教育機関における普及工作をおこなっている。
北九州市立大学のテスト会場 |
九州産業大学のテスト会場 |
BCT、YCTは日本での実施以来、中国語学習者に対しテストの選択枝を与え、留学生生活を主な内容とするHSKテストから青少年、ビジネス人士を主とするテストに発展させ、中国語学習者たちが自分の状況とニーズに応じ、より目的を持ってテストに参加できるようにしている。
そのほか、テスト成績の優秀者は、日本事務局の選抜、推薦により中国に行き、毎年8月、北京で行われる世界各国の中国語学習者のキャンプ(中国国家漢語国際推広領導小組弁公室主催)に参加できる。
人民中国インターネット版 2011年12月1日
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