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辛亥革命100周年を記念する100作品展 開幕

辛亥革命100年を記念し、中国軽工業連合会と人民政協報社の共同主催、『画界・工業美術』雑誌と中外首工美術館の執行による「輝きを創造──辛亥革命100周年記念 100名の大師による100作品展」が11月23日、北京で開催された。張梅穎・全国政治協商会議副主席が開幕式に出席し、テープカットを行った。 今回の展覧には、100名あまりの中国工芸美術界の精鋭の作品が出展された。出品された作品の大部分は、辛亥革命100周年を記念して創作されたものである。作品は、伝統工芸美術と現代工芸美術の2大部門を網羅し、主に彫刻、陶芸、刺繍、紐結び、漆器など。なかには価格が1千万元以上もの作品が含まれ、多くは初公開だ。

展覧の多くの作品は訪れる人々は、鑑賞を楽しむと同時に、100年前の辛亥革命の志士たちの情熱に深い思いを馳せる。また100年後に芸術家たちが創造した優れた芸術品に感嘆する。林学善・中国工芸美術大師の作品「天下は公のために」は、天然の木の形態と木目に基づき、浮き彫りの手法と形象により辛亥革命における孫文の数十年にわたる複雑な闘争、巨大な変化を表現している。「金銀糸細工象嵌金珠玉宝石天安門」は、王樹文・中国工芸美術大師の設計であり、黄金、プラチナ、宝石などの高価な材料が使われ、手作業によって作られたものである。また大量のメノウとビャクダンが敷き台に使われ、重厚で縁起がよく、新しい中国の活力が永存されることを表している。

今回の展覧には、香港、台湾の芸術家も熱烈に反応している。香港の象牙彫刻家、朱忠盛の作品「千羅漢 盛世を称える」では、4メートルあまりのマンモスの牙に千羅漢を刻んだものである。

また台湾の彫刻家、陳明湖のクスノキの彫刻「大展宏図」は、人々の暮らしが日々、鴻の羽ばたきのように上昇していく様子を示すものである。

楊自鵬・中国軽工業連合会副会長、中国工芸美術学会理事長は、「今回の展覧の作品は中国工芸美術界の最高レベルを代表するものであり、中国工業界は、最高レベルの作品の展覧によって辛亥革命の壮挙を記念し、美しい未来の到来を希望するものだ」と述べている。

 

人民中国インターネット版 2011年11月30日

 

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