中日国交正常化40周年と東京国立博物館創設140周年に合わせて、北京故宮博物院は来年1月2日から2月19日まで東京国立博物館で「北京故宮博物院200選』特別展を開催する。国家一級文化財約90点を含む精選された文化財200点が展示され、北京故宮博物院が海外向けに行う展覧会としては過去最大の規模になるという。同博物院の陳麗華・副院長がこのほど行われた記者会見で明らかにした。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。
特別展に展示されるのは、宋代・元代の書画作品41点、陶磁器・漆器・ホウロウ・染織の名作50点余りのほか、清朝宮廷文化を映し出す清帝の肖像画や宮廷で用いられた品々など計200点。宋代・元代の書画作品のうち39点は日本で初公開され、黄庭堅の「草書諸上座帖卷」、趙孟ケンの「水村図巻」などいずれも国家一級文化財。陳副院長は「中日両国の文化交流史に残る一大イベントになると確信している」と語った。
「人民網日本語版」 2011年12月7日
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