NPO「赴日護士(訪日看護師)」による看護師募集説明会が4日、中国広西チワン族自治区南寧市にある広西医科大学で開催された。日本のNPO(内閣府認証・特定非営利活動法人)の国際看護師育英会が中国連絡オフィスを臨時に設け、条件を満たす広西医科大学の学生に対し、日本で看護師として働くよう誘致活動を行った。人民網が報じた。
日本は、中国全国の条件を満たす看護師に対し、日本に来て働くよう呼びかけている。中国人看護師の訪日誘致は、中日交流プロジェクトにおける特別な人材交流のひとつで、NPOによる支援と保証を土台に進められている。訪日後、研修(業務と学習が50%ずつ)が1年(最長でも2年以内)行われ、その間に日本語研修や看護師資格試験の受験補習を受け、月給は約7千元支給される。日本の看護師資格を取得した後は、日本各地の正規医療機関で仕事をスタート、日本人看護師と同じ内容の業務をこなし、同額の報酬(月給約2万1千-2万5千元)を得る。契約期間は3年間で、契約期間終了後は、中国に帰国するか、契約を更新して日本で働き続けるかを選ぶことができる。安全確認のため、上海の研修機関は4月末、大学と関連機関を組織し、日本に事前視察に訪れる予定。
「人民網日本語版」より 2012年1月9日
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