日本政府は2月16日から、北京市国貿展覧センターで「元気な日本」展示会を開催、東日本大震災という未曽有の災害に屈することなく、郷里の再建に向け努力奮闘する日本の姿を中国の人々に紹介する。今年、中日両国の国交正常化40周年を迎えたことから、両国は今年1年を「中日国民交流友好年」と定め、多彩な記念イベントの実施を計画している。記念事業の一環として実施される本展示会は、一連のイベントの幕開けともなる。16日の開幕式には、両国の要人が出席する予定。中国日報網が伝えた。
展示会場には「COOL JAPAN STAGE」が設けられ、アニメや漫画の主題歌などが披露される。「『元気な日本』応援団」に任命された人気女子アイドルグループAKB48が17と18の両日、同ステージでパフォーマンスを披露する。
「元気な日本」展は、上海と香港でも開催される。被災地の復旧・復興の様子を展示パネルで紹介するほか、日本食の試食コーナーを設け、日本のブランドイメージを高め、日本製品の中国向け輸出を促進し、中国人の訪日観光を誘致する。また、日本側は今回の展示会を利用し、災害復興のための中国側からの援助に対し、感謝の意を示す。
会場の国貿展覧センターは、17日から19日まで一般開放される。主な展示内容は、中日国交正常化40周年の歩み、地震被災地(東北地方)の再建状況および各地の魅力、日本全国の観光地の紹介など。このほか、環境保護・省エネ関連製品をめぐる日本の先端技術を紹介するコーナーも設けられる。
「人民網日本語版」2012年2月3日
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