(五)中日金融市場発展連合業務チームの結成
中日両国はこのほど重要な金融協定を締結し、円と人民元の直接両替により取引コストを減少させることとした。同協定は、人民元の国際化を推進するものとされる。現在、中日二ヶ国間貿易の60%はドルにより精算されている。両国が通貨の直接両替で合意に至れば、ドルの東アジアにおける主導的地位を弱めることになる。中日金融協力の先行きは明るく、以下の各方面から具体的かつ効果的な提携を行うべきだ。(1)中日両国は円と人民元の市場進出業務を展開し、両国の全面的かつ効果的な金融協力を推進する。(2)両国の金融市場および金融業務の提携を強化し、相手国に対して市場条件を提供し、金融市場開放に向けて堅固な基礎作りをする。(3)金融提携を積極推進する。銀行・証券・保険の分野で具体的なプロジェクト提携を推進し、金融各分野の密接な提携を強化し、将来的な経済金融の発展と協力に向け下準備を行う。(筆者は対外経済貿易大学の日本金融専門家の袁長軍)
「人民網日本語版」2012年2月7日
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