文・図は火炎焱燚のブログより
日本に来て、1000円払って1杯のラーメンを食べることは中国元で80元にあたり、ほとんどの中国人は高すぎると感じるだろう。中国国内でラーメンを食べるなら10元(120円)くらいしかかからない。そんな風に考えると、ラーメンを食べたくなくなるかもしれないけれど。でも、せっかくラーメンの町を訪れたら、現地の正統派のラーメンを食べてみてはいかが?
札幌市は日本第一のラーメンの町と呼ばれている。日本のラーメンは中国のスープ麺料理から派生したもので、20世紀初、横浜中華街の中国人の料理人が日本人の味に合う中国のスープ面料理を出したのが始まりだ。このような安くて味のよい新しい料理は、瞬く間に民間に広まった。これが日本のラーメンの前身だった。そして、札幌は独特の特徴をもつ味噌ラーメン発祥の地だ。豆で作ったペーストを日本で“味噌”といい、大豆でできた甘い味のペーストだ。
日本のラーメンと中国のラーメンとの大きな違いは、スープと麺だ。日本のラーメンはとても濃いスープに特製の麺を合わせてあり、冬に食べるには、きっと最高だ。
ラーメン横丁は札幌市で最も有名なラーメンストリートで、実際は数十メートルしかない小道だが、ほかの店はなく、17店のラーメン屋だけがある。すでに30年の歴史があるラーメン横丁はかつてわずか7、8店とレストランがあったが、次第にラーメン店だけが集まる専門的な街になった。
ほとんどすべてのラーメンには卵が入っていて、また中国語での紹介が添えられている。
札幌市にはスーパーやコンビニがたくさんあって、袋詰めのラーメンも売っている。中国のインスタントラーメンと大体同じで、携帯しやすく、賞味期間も比較的長い。札幌を観光してラーメンの味を気に入ったら、帰国のお土産にしてもいいだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月7日
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