――新しい情勢下での民間友好交流について意見交換
中日国交正常化40周年を記念するにあたり、社団法人日中友好協会など日中友好7団体が中国を訪れた。2012年2月17日午前9時、北京人民大会堂山東ホールで中日両国の民間団体責任者会議が開催された。
中国側は、唐家璇・中日友好協会名誉顧問、井頓泉・中国人民対外友好協会、中日友好協会副会長、王暁・中華全国青年聨合会主席、孟暁駟・中華全国婦女連合会副主席、江広平・中華全国総工会書記処書記、王錦珍・中国国際貿易促進委員会副会長、日本側は、加藤紘一・社団法人日中友好協会会長、河野洋平・日本国際貿易促進協会会長、辻井喬・日中文化交流協会会長、高村正彦・日中友好議員連盟会長、張富士夫・日中経済協会会長、野田毅・日中協会会長、江田五月・日中友好会館会長など、十数名の中日両国民間団体の責任者が一同に会し、過去を振り返り、未来を展望し、新しい情勢のもと、いかに両国の民間友好交流協力をすすめ、中日関係の長期的かつ健全で安定した中日関係を推進するかについて、突っ込んだ意見交換を行った。
唐家璇・名誉顧問は中日両国民間団体の責任者の発言を真剣に聞き、今回の会議を高く評価し、「今回は非常に実り多い会議であり、新しい時代の両国の民間友好事業に対し、布石をめぐらし、積極的な推進の作用となるものである」と述べた。
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中国人民対外友好協会、中日友好協会の井頓泉副会長が挨拶した |
会議に出席した中日友好協会の唐家璇名誉顧問 |
会議の終わりに、井頓泉代表と参加した中日両国民間団体の責任者は、『中日民間団体 中日国交正常化40周年記念共同コミュニケ』を読み上げた。『コミュニケ』は、「中日友好の基礎は民間にあり、中日友好の未来は青少年にある。私たちは中日国交正常化40周年及び中日民間交流友好年を契機として……中日民間の相互往来を促進し、両国民の相互理解と友好感情を深めていく」としている。(文=王焱 写真=王衆一)
人民中国インターネット版 2012年2月19日 |