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「活力日本」展で元気な日本の魅力を全開

 都道府県展示ゾーン 震災復興パネル展示

2月17日から19日まで北京市国貿展覧センターで「活力日本」展(「元気な日本」展)が開催された。

この展示会は、2012年を日中国民交流友好年とし、日中国交正常化40周年を迎える記念事業の一環として日本外務省の主催で実施された。

展示内容は、東日本大震災後から、復旧・復興する日本の今を紹介し、日本産品を展示、観光促進にも力を入れ、日本の安心・安全を伝えるとともに、元気な日本をアピールしている。

中国の来場者と山形産けん玉でふれあう、信坂正浩所長  富士山と桜をバックに記念写真!

会場内は、日中国交正常化40周年歩みパネル展示、震災復興パネル展示、VisitJAPANブース、日本企業展示ゾーンなどに分かれ、CoolJAPANStageでは、アイドルグループAKB48のライブ、アニメソングステージ、日中のモデルが日本で流行の春服を着て登場する『神戸コレクション』などが開かれた。また、有名日本料理店が出展し、寿司や刺身など本格的な日本の味を体験できる日本料理試食ゾーンは、来場者が長蛇の列をなしていた。

日中の有名モデルが出演『神戸コレクション』 日本料理試食ゾーン

被災した東北3県を中心とする都道府県展示ゾーンでは、宮城県大連事務所・西村一慶所長が、「地震からまもなく1年です。今、日本全国元気です!中国のみなさまにぜひ日本にお越しいただき、宮城県の状況を見ていただきたいと思います。宮城県には観光名所のほかにも、漆塗りたんす、漆器など伝統工芸品がたくさんあります」と震災後の頑張る宮城県、元気な宮城県を熱く紹介していた。山形県ハルビン事務所・信坂正浩所長は、「山形県は、文化、景色、食べ物と素晴らしいものがたくさんあります。鉄工芸の鋳物、一刀彫りなどの特徴的な工芸品もあるほか、日本けん玉協会公認の、けん玉生産量日本一でもあります。今回の展示を通して、中国のみなさまに山形県の知名度がアップできたらうれしいですね」と語った。

(馬島由佳子=文・写真)

 

人民中国インターネット版 2012年2月19日

 

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