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東日本大震災から1年 外国人観光客へ感謝の思い

 

少しずつ暖かくなり、沖縄県那覇市では桜が早くも花を咲かせ、美しく鮮やかなピンク色は、観光客の目を楽しませ、人々を魅了する。

観光庁は21日、東日本大震災から1年を迎えたこの期に、世界への感謝の気持ちを伝えるべく「Japan.Thank You」キャンペーンを行なうことを発表した。

毎年3月15日から4月15日ごろ、日本は桜が開花を迎える季節である。前田武志国土交通相は記者会見で「桜の季節は海外からの観光客が最も多い季節でもあり、この時期を利用して、再生に向かう日本のパワーをアピールしたい」と述べた。

キャンペーン期間中は、各地に日本の復興をイメージした「鯉の滝登り」のポスターを貼り、外国人観光客が比較的多い、東京、横浜、京都、大阪などの商店街やホテル、交通機関などに「Japan.Thank You.」とのメッセージと桜の花が描かれたロゴマークを貼り、感謝と歓迎の気持ちをアピールするという。

また、3月11日には、神戸ポートタワー、東京スカイツリー、横浜マリンタワー、京都・東山花灯路など、日本各地のランドマークでライトアップが行なわれる。岐阜県高山市は、主要な観光施設や公共交通機関を外国人観光客に向けて、無料で開放する予定だ。

日本政府観光局(JNTO)のデータによると、昨年の東日本大震災と福島原発事故の影響により、2011年の外国人観光客は同期に比べ27.8%減少し、延べ621万9000人に達した。日本に訪れる観光客で、中国人は2010年以来2番目に多いが、2011年の中国人観光客は延べ104万4000人だった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月23日

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