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漫画家の小池一夫氏 北京で漫画講演会を開き

3月21日午後、日本の著名な漫画原作者小池一夫氏は、北京外国語大学で北京漫画講演会を開き、「キャラクター原論」について講演した。

小池一夫氏は講演で「漫画はキャラ起てが大事だ」と表した。彼によると、ストーリーの主人公を決めることが何より重要だ。簡単な人物も何もキャラクターになれる。この話になると、小池氏は黒板で数字1から9まで書いた。「これらの数字もキャラクターになれるよ」といいながら、すぐ数字の線で組み立てる人の顔を黒板で描いた。小池氏のすばらしい解説は、何度も聴衆に熱烈な拍手をさせた。

講演が終わったとき、聴衆の「どうやって漫画を長期的に発展させる」という質問に対し、小池氏は「前は紙のメディアばかりだが、現在インターネット・メディアが主導地位を占めた。私自身の作品もウェブサイトに登載している。今の漫画界ではまだ紙の本が主流だ。しかしインターネットの成長がものすごく速いので、漫画もインターネットというトレンドに変更しなければならない」と答えた。

今回の活動は、中日国交正常化40周年を記念するためのイベントの1つとして行われた。北京外国語大学の会場が満席で、約2百人の学生たちは热意を込めて今回の漫画講演会に参加した。

 

「新華網日本語」より 2012年3月22日

 

 

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