博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2012年年次総会が4月1日~3日かけて中国海南省博鰲で開催される。既に11年の歴史を持つこの国際的なフォーラムはもはや、海南省を海外にPRするための「名刺」としてだけではなく、そこから先進的な理念や英知を吸収し、国際的な「アイランドリゾート」としての海南の建設を促進する力となっている。
博鰲(ボアオ)アジアフォーラムがもたらした国際的な知名度によって、海南島の観光産業は迅速な発展を遂げている。統計によると、博鰲だけでも1日当たりの国内外からの観光客は延べ6000人に達し、年間を通した国内外の観光客は延べ200万人以上となる。
博鰲(ボアオ)アジアフォーラムは国際的な主要問題について議論を交わし、博鰲には世界中のエリートが一同に会する。これにより、海南島の住民は国外の事情に精通し、理解があり、時代の発展に出遅れることもない。また、海外への門戸が広く、幅広い視野や発展空間を持っている。
毎年、フォーラムの期間に入ると、世界の著名な政界人、国際企業のトップや有名企業の関係者などが集まり、フォーラムを通じて海南への理解を深め、直接或いは間接的にグローバルな協力チャンスを大量に生み出している。また、フォーラムの開催に伴い、海南の国際的な活動に対応するレベルも向上している。2008年以来、海南島は徐々に大規模なインフラに投資を始め、博鰲地域の整備を徹底してきた。近年の高級ホテルの建設や海南東環高速鉄道の建設など総投資額は10億元以上に達し、博鰲(ボアオ)空港の建設も実施段階に入っている。統計によると、ここ10年あまり、海南は「フォーラム」の万全な開催のため、総額1 00億元あまりをインフラに投資している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2012年3月28日
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