「永遠に良い隣人」

文・写真＝東京支局

4月9日、中国政府特使として、「中日国民交流友好年」中国側組織委員会の主席である蔡武文化部長の来日を歓迎するレセプションは、日本側実行委員会の主催により、東京都内のホテルで開催された。

あいさつを述べる蔡武文化部長

蔡武特使は、中日国交正常化40周年記念事業に対する日本各界の協力に感謝し、「東アジアに位置する中国と日本は、一衣帯水の隣国である。私たちは隣国を選ぶことができないが、隣国に対する態度が選べる。中日両国は、平和友好すればこそ、共同発展が実現でき、交流協力すればこそ、ウィンウィンが実現できる。これは未来に向けて発展するための正しい選択だ」と述べ、「中日両国は永遠に、良い隣人、良い友人、良いパートナーであるべきだ」と強調した。

日本側実行委員長、米倉弘昌経団連会長は、「記念事業で両国の国民交流を拡大し、相互理解の促進を図りたい」と述べた。玄葉光一郎外務大臣もあいさつで歓迎の意を表した。

歓迎レセプションには、中国側から程永華中国駐日本大使、韓志強中国駐日本公使、日本側から加藤紘一日中友好協会会長、二階俊博衆議院議員など出席した。

現時点で、中日両国の委員会は、政治・経済・文化など多岐にわたる分野で300件近くのプロジェクトを「中日国交正常化40周年記念事業」に認定し、実施している。

4月10日、中日国交正常化40周年を記念する「中日国民交流友好年」中国側開幕式公演『シルクロードの花吹雪』が東京で開催される予定。

人民中国インターネット版　2012年4月9日