文•写真=東京支局
4月6日、東京で蘇州市呉中区投資説明会が開かれ、投資に関心を持つ日本企業などから約300名が参加した。4月3日の大阪説明会に引き続きの開催となった。
主催の呉中区人民政府を代表して挨拶に立った兪杏楠書記は、「呉中区は蘇州市の南部に位置し、東に上海、南に杭州、西には太湖を望み、豊富な資源やアスセスの良さにより飛躍的な経済発展を遂げている」と紹介し、「産業構造の転換や街づくり、環境保護にも積極的に取り組んでおり、区内在籍の企業は業績を順調に伸ばし経営規模を拡大している」と述べた。
概要紹介のビデオ上映やプレゼンテーション、すでに呉中区に投資をしている日本企業からの状況報告なども行われた。
|
あいさつする呉中区人民政府書記・兪杏楠氏 |
呉中区は人口約120万人。陸地面積742平方キロメートル、太湖水域の三分の二、1459平方キロメートルを有している。呉文化の発祥地で「呉越同舟(同じ目的のために一時的に協力する)」「臥薪嘗胆(成功するために苦労に耐える)」などの故事成語や「孫子兵法」の誕生地として知られており、2011年の工業総生産は約1540億元(約1兆9913万円)に達し前年比を18%上回っている。
人民中国インターネット版 2012年4月9日 |