中国の大手旅行会社・中国康輝旅行社集団は3月30日、「2012年に日本からの訪中5万人、中国からの訪日5万人」の目標を発表。日中両国の観光市場を一層活発化させるため、提携を一層強化したいとした。同集団は日本の旅行社との提携締結のため、同月28日から関係者70人を東京に派遣していた。北京のタブロイド紙「京華時報」(電子版)が報じた。
同集団の李継烈取締役会長は、「今年はちょうど中日国交正常化40周年に当たる年。また昨年、東日本大震災が発生した後、日本政府はビザの発給など数多くの政策を緩和した。最近の中国からの日本観光客の状況からして、我々は震災後の日本観光市場の回復には自信を持っている。日本側のサプライヤーとの提携を段階的に深めていくことで、当集団は2013年、日本へ6万人の観光客を送りだし、日本からも6万人の観光客を迎えたい。その後もその数を増加させていきたい」と語った。
「人民網日本語版」より 2012年4月11日 |