東京支局=文・写真
4月11日、中華全国新聞工作者協会と日本新聞協会による第30回「中日記者交流計画」が始動した。12日、方正輝・光明日報報業集団副総編集長を団長とする中国記者訪日団一行10人を歓迎するレセプションが東京の日本記者クラブで開催された。
中国記者訪日団の団員たち。『光明日報』『人民日報』『中国日報』のほか、湖南省、遼寧省、内モンゴル自治区など、中国地方からのメディア人も参加した |
方正輝氏は、「今年は中日国交正常化40周年、また中日記者交流計画30周年にあたります。今回の訪日を通して、日本のメディア界と広く交流し、特に日本の文化産業の発展状況を把握したい」と述べ、日本の文化産業の成果や経験を忠実に中国の人々に伝え、両国民間の相互理解と友情を促進する旨を強調した。
宇治敏彥・日本新聞協会国際委員長は中国記者訪日団一行に対し、歓迎の意を示した。
方正輝団長 |
宇治敏彦氏 |
訪日団一行は20日まで、「日本の文化産業の発展状況」をテーマに、東京、山梨、大阪など訪問し、各地の行政機関や企業、メディアなどと交流する予定。
1982年から発足した「中日記者交流計画」は日中両国の報道関係者の交流を通じて、相手国報道の質的向上、両国民間の相互理解促進を目的としている。毎年1回、両国の代表団は相手国を訪問し、総合的な視察、特定テーマの取材、報道業務の経験交流を行うものである。
人民中国インターネット版 2012年4月12日
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