重度障がい者を雇用し図書館・出版関連事業を展開中の社会福祉法人・埼玉福祉会(埼玉県新座市)一行は16、17両日、中日国交正常化40周年を記念すべく天津市に赴き、天津図書館(市内南開区)、南開大学図書館(同)、天津職業技術師範大学図書館(河西区)に図書館用品を寄贈した。
天津職業技術師範大への寄贈式典は16日午後、埼玉福祉会の並木則康理事長、天津職業技術師範大の孟慶国・校長らが出席し、同大キャンパス内で行われた。孟校長は教職員・学生約2万人を代表して埼玉福祉会の無私の寄贈に心より謝意を示し、「これをきっかけに、双方が情報交流プラットフォームを構築し、学校図書館事業の発展に寄与したい」と述べた。
天津図書館、南開大図書館は17日午前、受領式典を催し、天津図書館から李培・館長、南開大図書館から張毅・館長らが式典に出席した。両館は並木理事長の訪問と埼玉福祉会の無償支援に感謝した。一行は式典終了後、天津図書館文化センター新館、南開大図書館史料部を見学し、両国図書館事業における情報交流について深く意見交換した。また双方は、今回の国交正常化40周年記念交流事業を契機に、今後定期的に情報交換を進めていくことで合意した。埼玉福祉会は、「天津、そして中国の図書館事業の発展に今後も貢献できれば」と寄せた。
「人民網日本語版」より 2012年4月18日
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