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日本最古の孔子廟で「春の釈菜」 佐賀県多久市

 

佐賀県多久(たく)市の現存する日本最古の孔子廟(こうしびょう)「多久聖廟(たくせいびょう)」で18日、伝統行事「春の釈菜(せきさい)」が営まれた。地元の財団法人「孔子の里」が主催、多久市の横尾俊彦市長が主祭「献官」となり、山本茂雄市議会議長、江口吉則教育委員長ら市要職が祭官を務めた。中国駐福岡総領事館の李天然・総領事が招かれ、祭典に出席した。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

多久市は「日本の孔子の故郷」との誉れを受け、市民は孔子に対してとりわけ敬意を寄せており、多久聖廟は日本で現存する最古の孔子廟として、300年以上の歴史を有する。修復が重ねられてきたが、建立当時の堅牢な姿はそのまま。国重要文化財となった現在、孔子像もまた多久市の重要文化財となり、毎年の春と秋、同市は聖廟内で孔子を盛大にまつっている。

孔子が縁となり、多久市は1993年、山東省曲阜市と姉妹都市となった。友好関係樹立後、両市間の往来は活発化し、経済・教育・文化・スポーツなど各分野で幅広い交流・協力関係を築いている。

 

「人民網日本語版」より 2012年4月24日

 

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