日本を訪問中の中日友好協会の唐家璇会長は25日、東京で、日中友好7団体と「中日国民交流友好年実行委員会」(日本側)が共同主催したレセプションに出席し、演説した。
唐家璇会長は「アジアは世界で最も活力があり、発展の潜在力を持つ地域として、その地位も影響力も上昇し続け、地域内での協力や、一体化のプロセスも進めている。中国と日本は、世界第2位と第3位の経済国として、その経済力はアジア全体の60%以上を占めている。新しい情勢下で、より幅広い分野での共同利益が多く、直面する共通の課題もますます増えている。中日関係の重要性は低下するどころか、さらに高くなっている」と強調した。
さらに、唐家璇会長は、中日友好関係の展望について、「いかに積極的に時代の発展の流れに対応するかだ。戦略的互恵協力を全面的に深め、健全で安定した中日関係を次の40年間、また、それ以上さらに長い年月まで延ばすことが、両国政府及び民間の各界にとって、急務となっている」という考えを示した。
「中国国際放送局日本語部」より 2012年4月26日
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