第7回「アート北京2012」が4月29日から5月2日にかけ、北京の農業展覧館で行われる。「アート北京」は商業性と学術性を併せ持ち、「アジアの団結をもって世界との融合を目指す」というコンセプトに基づいて、これまでに6回開催されてきた。

今回のアートフェアは、「現代芸術」と「古典芸術」の2つのゾーンに分かれており、展示場の総面積は2万平方メートルに達し、アジア地域最大規模の芸術博覧会となる。「現代芸術」ゾーンは農業展覧館の新館に設けられ、約100のギャラリーと芸術組織が現代芸術作品を展示するほか、「芸術突破Art Unforbidden」と「映像北京」のテーマ展も行われる予定だ。古典芸術作品を取り扱う約40の芸術組織は 「古典芸術」ゾーンで中国伝統の水墨画、密画、磁器と西洋の油絵、彫塑、アンティーク家具などを展示する。

このほか、慈善プロジェクトである「フリーランチ」や「無邪気者な絵画」の2つのスペシャルイベントも注目されており、「アート北京」というプラットフォームを通じて、貧困地域の子供たちに愛を届ける。また、アジアの大手オークション会社6社がオークション特別内覧会を用意している。「VIP教育フォーラム」は国内外の専門家、学者や業界関係者を招待し、アートコレクションや芸術市場の最新の話題と前景について紹介する。

中国国際放送局日本語部」より　2012年4月27日