甘粛省博物館と大阪市立東洋陶磁美術館は先日、「国際友好館」協議を締結し、調印式が北京で行われた。
甘粛省博物館は特色のある収蔵品が多く、大阪市立東洋陶磁美術館は中、日、韓の陶磁器の保護と展示を行っている。両館は収蔵の相似点も多く、いずれも「陶磁器芸術の保存と発展」を目標に置いていることから友好協力関係の提携はスムーズに行われた。
今年は中日国交正常化40周年だ。甘粛省博物館は今年3月に、国内6つの博物館、大阪市立東洋陶磁美術館と協力して、「清磁雅韵―日本江戸伊万里著名陶磁器展」を開催し、大きな反響を得た。今回の展覧会開催を基に、甘粛省博物館と大阪市立東洋陶磁美術館は国際友好館協議を締結し、今後も協力範囲が徐々に拡大していくという。
中国国際放送局日本語部より 2012年5月28日
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