中日国交正常化40周年を記念し、中国首都女子合唱団は横浜で6日夜、茉莉花女声合唱団(横浜市中区)が主催する同合唱団誕生5周年記念コンサートに出演し、さわやかなハーモニーを届けた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
収容300人以上のホールは満席となり、茉莉花女声合唱団による「花」でコンサートは幕を開けた。首都女子合唱団は代表団団長を務めた国家一級俳優で、著名な男性ソプラノ歌手・張英泉氏の指揮の下、白楽天の長恨歌「山在虚無縹緲間」、鄧麗君(テレサ・テン)さんの名曲「月亮代表我的心」など鮮やかな合唱を披露、ハイレベルなコーラスとプロフェッショナルな演出に、日本人観客から喝采が続いた。
程永華・中国駐日大使は、「音楽は国境を越える架け橋です。今後も躍動感ある音符で、中日両国民の世代を超えた友好の架け橋を築かれることを望みます」と祝辞を寄せた。
張英泉氏は祝辞で、「今年は茉莉花女声合唱団誕生5周年、また首都女子合唱団誕生10周年です。今回共演させていただくことは、両合唱団にとって意義深く、中日両国民の友情が末永く続くことを願います」と寄せた。
茉莉花女声合唱団は2007年、在日華僑女性を中心に誕生した。2010年8月には中国国家大劇院(北京市西城区)主催の第4回「世界中国語合唱大会」で銅賞に輝いた。
「人民網日本語版」 2012年6月8日
|