写真は、東京にある上野動物園が記者会見で流した雌パンダ「仙女」(日本名:シンシン)と生後まもない赤ちゃんの映像。
中国からやってきたパンダの「仙女」(日本名はシンシン)が7月5日午後、赤ちゃんを無事に出産した。上野動物園がパンダの自然交配による繁殖に成功したのはこれが初めて。
日本人はパンダが非常に好きで、その程度は「熱狂的」ともいえる。7月5日、上野動物園で生活する中国からやってきたパンダの「仙女」が赤ちゃんを産んだという知らせは、日本で大きな話題になり、多くのメディアがこれを報じた。『読売新聞』は号外を出したほどだ。
5日夜、上野動物園はパンダの赤ちゃん誕生の記者会見を特別に開き、関連の映像を公開した。パンダを飼育して24年間で、上野動物園で自然交配によって赤ちゃんが生まれたのは初めてとなる。
日本人はこのパンダの赤ちゃんの誕生を非常に喜んでいる。ある中年女性は、「私は熱狂的なパンダ好きで、もう一頭赤ちゃんが生まれる可能性があると聞いて、とても楽しみにしている」と話した。また、ある男の子は取材に対し、「シンシン」と「リーリー」の赤ちゃんだから、パンダの赤ちゃんに「シンリー」と名づけたいと話した。
パンダの赤ちゃん誕生は日本企業にもビジネスチャンスをもたらした。松阪屋上野店は、6日からパンダ誕生を祝うバーゲンを開始することを決めた。また、動物園の近くにあるホテルはパンダルームを設け、商店は事前に開発したパンダ関連グッズを発売した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月6日
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