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東北各県、中国版ツイッター開設、中国人観光客に照準

 

東北の岩手、宮城、福島の3県は中国人観光客の呼び込みに向け、3年以内ならば何回でも訪日できる「数次査証(ビザ)」の発給を今月から始めた。東北地方が一丸となって中国人観光客の呼び込みに取り組む中、東北各県は続々と中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」のアカウントを開設している。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

「河北新報」によると、東北各県に「微博」開設の動きが広がりつつあり、中国国民へ地元情報の発信を始めた。

福島県は昨年、東日本大震災発生前に、「微博」を東北で最も早く開設した。大震災発生からまもなく、福島県は「微博」を通じ、被災状況や原発事故情報を載せ、現場から信頼性の高い地震情報を中国人に伝えた。福島県アカウントのフォロワーはすでに、3万4千人を超えている。

宮城県仙台市も5月1日に公式アカウントを開設、仙台ならではのグルメ・文化などを発信している。「目玉」は中国で人気抜群の卓球選手・福原愛さんの動画が定期的にアップロードされていることだ。フォロワーは6千人となった。

「微博」を開設した日本の自治体はすでに30を超えた。大震災で深刻な被害を受けた岩手・宮城の両県もアカウント開設の検討を始めている。

 

「人民網日本語版」2012年7月19日

 

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