日本政府観光局(JNTO)は17日、先月訪日した中国人は延べ20万4千人となり、単月として初めて20万人を突破したと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
JNTOの統計によると、先月日本を訪れた外国人は延べ84万5千人、昨年同期比50.5%増。中国、タイ、インドネシア、ベトナムなどからの訪日が過去最高となった一方、韓国人の回復は依然ゆるやか。
JNTOは、福島原発事故、円高の影響は依然あるものの、夏休みを利用した家族旅行や新規航空路線の就航などが訪日外国人を呼び戻した主な理由と指摘している。
観光庁の井手憲文・長官は同日、「日韓、日中の間には領土問題によるツアーキャンセルなど不透明な状況があるが、日本と中韓両国との関係がより悪化しないことを望む」と語った。
「人民網日本語版」2012年8月21日
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